ある日、父が居なくなりました。

            

ある日、父が居なくなりました。母と離婚することが決まり、何日も話し合いを行っているところでしたが、ある日父は最低限の荷物を持って居なくなったのです。
おそらく自らの意思で居なくなったであろう父は、会社に連絡すると出社はしているとのことでした。母は元々離婚に反対だったため生活できるのであれば、問題じゃないと強気の姿勢でした。私は丁度就職を控えたタイミングだったため、協力できることも増えるだろうしと母と私、そして弟2人の家族は父の居ない生活を受け入れる準備を始めました。

そんな時、父から手紙が届いたのです。離婚に際して未成年だった弟の養育費についてや所有していた物件をどうするつもりなのか書かれていました。そして、離婚の手続きのため、母に一度会おうとのことでした。急に出て行き、離婚だけは進めたいという身勝手さや、私たち子どものことを考えていない態度に母は怒り心頭したようで、その後すぐに話を付け離婚することになりました。

実家で一緒に住んでいた頃は仲が良いとは言えないまでも父との関係は悪くありませんでした。
しかし、離婚までの経緯から父への信頼は完全に裏切られ会いたいとすら思わなくなりました。弟たちの同じ気持ちのようでした。そのため、父のことはあまり考えないようにし元の生活を送れるようのなった頃、父からまた手紙が届いてのです。その手紙には1ヶ月以内に実家を出て行けという内容でした。そもそもその家は父以外の家族が住んでいいということで離婚に応じたものでしたが、父から母へ名義の変更などの手続きは行っていなかったため、出て行かざるを得ない状況でした。
一方的な内容に怒った母は電話をしましたが、その時には番号を変えたのか、着信拒否をしていたのか、まるで連絡が取れませんでした。母も呆れ、もう関わりたくないと新しく住む場所を見つけ出て行きました。

私たちが出て行った後、なんと父はその家にケバケバしい女を連れて住み始めたようです。近所に住む知り合いから、その話を聞きましたが、父の行動に疲れ果てていた私たちは驚くこともできず、それから連絡は取っていません。

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